3歳半の息子が絵本を自分で読むように!読み聞かせの取り組みと効果

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私が「3歳までに読み聞かせ1万冊」というのを知ったのは、息子が2歳になってすぐくらいのことでした。幸い私は本が好きで、息子が4ヶ月くらいの頃から1日10冊くらいは読んでいました。息子が3歳半になった今、どのように読み聞かせを実践しているか、また息子の本との付き合い方や言葉の発達について書いていきます。

読み聞かせ1万冊!って?

小さい子どもを持つと聞くようになる「3歳までに読み聞かせ1万冊」というのは、公文の標語から来ているようです。もとの標語は「歌二百 読み聞かせ一万 賢い子」です。教室では掲示されているのかもしれませんね。

1万冊と言われるとびっくりしてしまいますが、これは1万冊の本を読むというより1万回読み聞かせをするということでしょう。何度も繰り返し読む本があってもいいし、長いお話は大人が小説を読むように途中で切って、「1回」としてもいいと思います。

3歳までの3年間が1095日なので、だいたい1日10回くらい読み聞かせをすればいい計算になります。

我が家の読み聞かせ方法

我が家の息子はもう3歳半で、自分で本を選んだり、少しなら読んだりできるようになりました。読み聞かせのスタイルは家庭保育か通園するかで事情が変わってくると思います。

1日10回!いつ読んでる?

うちの息子は3歳の誕生日からこども園に通っています。家庭保育をしていたときは、1日中好きな時間に本を読めるので10回の読み聞かせは簡単でした。小さいうちは1冊の文字数も少ないですし。

こども園に通うようになってからは、降園前にロビーの本棚で1-3冊読み、あとはおやつの後や寝る前に読むようにしています。息子は絵本を読んでもらうのが大好きで、アニメを見ているときでも「本を読んであげるよ!」というと喜んで何冊も持ってきます。

どんな本を読んでいる?

日本語の絵本は、おすすめサイトやカタログでレベルを確認して、3歳向けの他にも4-5歳向けと書かれている本も1冊は取り入れるようにしています。最近は、自分でひらがなを読むようになったので、1冊は少し対象年齢が低めの本もいれるようにしました。ひらがなだけで書かれている文字の少なめの本であれば、自分で読んでくれると思ったので。本は自分で購入する以外に、こどもちゃれんじの教材や、図書館の本も活用しています。

英語の本はチャレンジイングリッシュの教材の他に、RANDOM HOUSEのSTEP INTO READINGシリーズのようなレベル分けされた本を活用することが多いです。他に私の趣味で選ぶこともあります。

だいたい日本語と英語が半々ぐらいになるように選んで、ベッドサイドに置いています。日本語の絵本を1万冊読む場合と比べたら、半分になってしまいますが、園でも読み聞かせの時間があるのでまあそれでもいいかと思っています。
私の中では1周間毎日これを読む気なんですが、息子が他に読んでもらいたい本を持ってくればそれを読んだり、こども園で借りてくることもあります。

家族全員で読み聞かせ

だいたい私が読み聞かせしますが、夜は主人も積極的に読み聞かせをしてくれます。彼は英語は苦手な方ですが、簡単な本なら読んであげたり、最近では息子が読み方を教えていることもあります(笑)そして発音を軽くダメ出しされているところも目撃しました(笑)

本が大好きになった息子の様子

息子は2歳を過ぎた頃から「お話が上手だね」と言われていました。もともと私がよくしゃべる性格というのもあると思いますが、やっぱり絵本をたくさん読んでいることも無関係ではないでしょう。

3歳半でどんどんひらがなを読むように

ある日のお風呂上がり、「ねんねの絵本」を自分で出して、ひらがなで書かれた部分を自分で読んでいました。1文字ずつゆっくり読んで、「っ(小さいつ)」やくっつきの文字(〇〇は、〇〇へなど)では「あってる?」「なんて読む?」と確認して読んでいました。普段聞いている日本語と違うと思うのか、違和感を持ったみたいです。なぜ違うかもってわかるんだろう、子どもって不思議ですね。

英単語も少しずつ読めるように

同じぐらいの時期から英単語も「読める」ようになってきました。今までも身近な単語ならぱっと見てRED! BOOK!などわかっていたのですが、フォニックスのように、自分でアルファベットの音をつなげて読むというのは最近できるようになってきたみたいです。

先日スーパーのカフェスペースで、MY CAFEと書かれた看板を見て「マイカフェってなに?」いっていたので、知らない単語でも推測して読もうとしているみたいでした。(確かにMy Cafeってなんだろう)

息子が特に好きな本

息子が何度も読んでいるお気に入りの本を数冊紹介します。

日本語の絵本

ちっちゃなおさかなちゃんヒド・ファン・ヘネヒテン
ベルギーの絵本作家でイラストレーターのヒド・ファン・ヘネヒテンさん原作の幼児絵本シリーズです。可愛らしいおさかなちゃんがママに語りかけたり、お友達と遊んだりする温かみのあるお話です。息子が初めて暗唱した本。
こどもことば絵じてん三省堂
幼児から小学校低学年向けにつくられた絵辞典。約2000語の基本的な日本語が五十音順に掲載されている。理解を助けるきれいなイラストつき。ほとんどひらがなで書かれているので、ひらがなを読む勉強を兼ねて語彙力を増強できます。

英語の絵本

Best First Book Ever Richard Scarry
こちらはBusy Townという町を舞台に、動物たちといっしょに日常生活で使う言葉や数、色や形について学べる本です。図鑑とは違ってストーリーがあるので、読み聞かせにも使えます。絵の描き込みがとても細かく眺めているだけでも楽しい絵本。
パウ・パトロールの絵本
Random HouseのStep into Readingシリーズで数冊持っています。このシリーズは、幼児・児童向けのリーディング教材シリーズです。我が家ではStep1と2を使っています。最初は単語とイラスト、次は短文というふうに段階的に英文の読み方を学んでいけるようになっています。

読み聞かせ以外の要因

息子がひらがなを覚えるのに、本の他にもお風呂ポスターやしなぷしゅのビデオが役立ったと思います。特に主人といっしょにしなぷしゅのひらがなの歌を覚えて、いろんなところでひらがなあそびをしています。

英単語が「読める」ようになったきっかけは、Alphablocksの影響が大きいと思います。AlphablocksはBBCの教育アニメシリーズで、英語のアルファベットと読み書きを楽しく学べる内容です。アルファベットの文字がキャラクターとして登場し、楽しくフォニックスを教えてくれます。

環境づくりも大事

読み聞かせの他にも、大人が読書する姿を見せるのも大事だと思っています。基本的には一人のときに読書していたのですが、一緒に過ごす日でも、ブロックで遊ぶ息子の横で本を読む、などしてみています。

一緒に図書館に行くのも楽しみの一つで、毎週楽しく通っています。今後も息子の読書習慣について観察して記事にしていければと思います。

私たちの大好きな図書館についてはこちらの記事で書いています。

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Yuzu

夫と息子と私の3人家族のお母さん。根っからのインドア派で、できれば図書館や漫画喫茶な場所で一生を過ごせればと思っている。本やゲームが好き。子どもができてからはなんとか立ち上がって外で遊ぶように。動物と虫が苦手。得意科目は英語と情報。

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