外出時の水分補給、みなさんはどうしていますか?
私は以前、お茶を水筒に入れて持ち歩いていたのですが、茶渋がついて洗うのが意外と面倒で…。それなら水の方がラクだなと思うようになりました。最初はブリタで浄水した水を水筒に入れていたのですが、「浄水した水って持ち歩きには向いてないかも?」と思ったのと、なぜか水だとお茶よりもごくごく飲んでしまい(良いことなのですが)、すぐなくなってまた買うのも面倒。とにかく私は水筒が面倒でした。でもペットボトルは捨てるまでかさばるのがもっと嫌。
そこで試してみたのが、水道水をそのまま入れて飲める【dafi(ダフィ)】の浄水ボトルでした。今ではすっかり息子の愛用品になっていて、外出先でも手放せない存在に。2歳頃でも自分でごくごくと水を飲んでいたので、「それ、どこの水筒?」と他のママやパパに聞かれることも多くなりました。
今回は、そんな我が家で大活躍中のdafi浄水ボトルについて、日本語サイトには書かれていないポイントや、実際に使っての感想、水質チェックをしてみた結果と、dafiソリッドとの比較などをまとめました!
dafi浄水ボトルとは?
Dafiはポーランドの浄水ブランドです。
Dafiの携帯用浄水ボトルは飲みながら水を浄水するマイボトル。トライタン製の硬いボトルと、ペットボトルのような柔らかいボトルがあります。私が愛用しているのは柔らかい方のボトルです。
メーカー公式サイトはこちら→https://dafi.co.jp
日本語サイトは少し情報が少ないです。私が参考にした元のサイトはこちら→https://dafi.info/en/
dafiの種類や値段は?

私が使っているのは【dafi(ダフィ)】の300mlのソフトボトルです。
- サイズは300ml・500ml・700mlの3種類
- 価格はサイズによって異なりますが、500mlで2,700円前後(フィルター付き)
- カラー展開は7色です。私は赤とピンクが好き。
- 材質はPET(ペットボトルと同じような軽くて丈夫な素材)
フィルター1本で約150リットル、つまり500mlペットボトル約300本分の水が浄水できるとのこと。ですが、メーカーは1ヶ月に1回のフィルター交換を推奨しています。Amazonでは3本セットやキャップとのセットもあります(価格は変動あり)。
ちなみに、フィルターの中身はココナッツの殻から作られた活性炭!
使い方
フィルター交換のときにちょっとだけ準備が必要ですが、慣れるととても簡単です。
フィルター交換時の準備
- ボトル・キャップ・フィルターを水でよくすすぐ
- 水を入れてフィルターを取り付け、ボトルを数回振ってから水を捨てる
- 水を入れて、フィルターとキャップを通して捨てる
- 3をもう一度やればOKです
普段の洗い方
- ボトルとキャップ→食器用洗剤で洗う
- フィルター→水洗い(洗剤はNG)
ボトルの中はブラシや枝豆スポンジで洗っています。

週1回程度の消毒
- ボトル&キャップ → ハイターでつけ置き
- フィルター → 別の耐熱容器に入れて、熱湯を注いで60秒で消毒
フィルターは煮沸ではなく熱湯をかけるだけ!
子どもが2歳ぐらいの時はちゃんと消毒もしていたのですが、最近は面倒で、1ヶ月で捨てる時はやっていません(笑)。フィルターを2ヶ月使う時は1ヶ月目の終わりごろにやっています…まぁ多分大丈夫でしょう!
使用上の注意と留意事項
その他、使用上の注意や留意事項について、公式サイトの説明とFAQを参考に書き出しました。
- ボトル・キャップには50℃以上のお湯はNG
- ソフトボトルは食洗機NG
- ボトルの水は12時間以内に飲み切る
- 数日使わないときは、フィルターは乾燥した冷暗所で保管(冷蔵庫とか)
- 未開封のフィルターは約5年保存可能
水質チェック
私は水の味の違いが全然わからないので、水質チェックをしてみました。
自分でできる検査として、「残留塩素」と「pH」の2項目をテストしています。
残留塩素チェック
使ったのは、KURITAウォーターチェッカーという残留塩素測定試薬(Amazonで購入)。
水に混ぜるとピンク色に変わり、色が濃いほど塩素が残っていることを示します。
画像は左から順に:
水道水 → ブリタ → dafi でテストしたものです。

結果は…
- 水道水は予想通りしっかりピンク。
- ブリタとdafiはどちらもうすーいピンクですが、dafiのほうがやや濃いようにも見えます。
どちらもしっかり塩素が除去されているようですね。
他の方のレビューを見ていると「ブリタのほうがおいしい」と感じる方も多い様子。
この微妙な違いを味で感じ取れる人もいるのかも?…私は正直わかりませんでした。笑
pHテスト
dafiの海外サイトのFAQには、「フィルターを通すとpHが高くなる(=弱アルカリ性になる)」と書かれていました。弱アルカリ性の水は「口当たりが良くまろやか」と言われることもありますよね。というわけで、家庭用のpH試験紙を使ってテスト(こちらもAmazonで購入)。
画像は同じく、左から 水道水・ブリタ・dafi の順です。

見た感じの判定結果は:
サンプル | pH(目視) |
---|---|
水道水 | 7か8(中性~弱アルカリ性) |
ブリタ | 6か7(弱酸性) |
dafi | 7か8(中性~弱アルカリ性) |
ブリタの水がやや酸性寄りになるのは、他の方のブログでも書かれているのを見かけました。dafiは水道水とほとんど同じというなんとも微妙な結果でした。
dafiのいいところ
dafiの気に入っているところはこんな感じです。
・外出先でフィルできる
飲める水道水ならOKなので、出先で水がなくなっても大丈夫なのがいいですね。
・中身が傷みにくい
吸い出して飲む、又は押して飲むスタイルで、飲む直前までは水道水なので水が傷みにくいのも嬉しいポイントです。
・倒してもこぼれない
よくある直飲み用マイボトルと違って、倒してもこぼれない!子どもに持たせたり、pc作業中に横に置いておいたりと便利です
・パッキンがないので洗うのが楽
dafiにはゴムパッキンがないので、洗うパーツが少なくとても楽です
・口をつけなくても飲める
ソフトボトルは押して出す飲み方もできるので、飲み口にリップを付けずに飲めるのも良き。
dafiのちょっと不便なところ
ちょっと不便なところは以下のとおりです
手に入りにくい
本体もフィルターも、実店舗ではなかなか見かけません。私はAmazonで購入していますが、ブリタのように家電量販店やスーパーで手軽に買えたらもっと便利だなと思います。
ボトルが洗いにくい
「洗いやすい」と書いておいて矛盾するようですが(笑)、ボトルの口がやや狭めで、手が入らないので少し洗いにくいです。私は、アイスキャンディーの型についてきた細長いブラシと、えだまめ型のスポンジで洗っています。枝豆は振って洗うスポンジです。
息子もお気に入りの水筒
我が家では、息子がストローマグを卒業するタイミングで、私が以前から愛用していたdafiの浄水ボトルに移行しました。当時はまだ2歳前でしたが、試しに使わせたら上手に飲んでくれていました。車で移動する時も、口を引き上げて渡しておけば自分で飲めてこぼさないので便利です。
お茶ではなく水を持ち歩くメリットは、水道がない場所でも手を洗ったり、ハンカチを濡らしたりできることでしょうか。子どもと公園に行くときにも、dafiのボトルが大活躍しています。
ダフィソリッドを買い足しました(2025/08/14追記)
この度、息子の幼稚園用にdafiソリッドを一つ買い足しました。トライタン製のストロータイプです。せっかくなので、実際に購入してみてわかったdafiソフトボトルとの違いを書いておきます。

直接飲み口に触れずに開けられる
ソフトボトルは、キャップを開けた後に飲み口を上に引き上げて飲むのですが、ソリッドはワンタッチのフタを開けるだけで飲めます。

直接フィルターに触れずに水を補充できる
ソフトボトルは、キャップを外した後に手でフィルターを抜き取ってから水を入れるのですが、ソリッドはキャップ側にフィルターとストローが装着されているので、フィルターに直接触らずにリフィルできます。
以上の2点から、ソフトよりソリッドの方が、汚れた手で扱う事もあるであろう幼稚園児用として適していると思います。
ストローは、普通の水筒より吸う力が少し必要です。私の体感では、普通のストローとマックシェイクの間ぐらい。水筒カバーとショルダーベルトを付けてあげれば、見た目とサイズは普通の水筒と変わりません。
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